LEAFについて

ビジョン

leaf_01LEAF では、人間が持続可能な生活を送る上で、森林が重要な役割を担っていることを子どもたちに知ってもらい、学んでもらうことをビジョンとして掲げています。
多層的・複層的に森林を知ることができるよう、プログラムは文化的、生態学的、経済的、社会的な森林の役割について考えさせる内容となっています。

これらの様々な役割の間のバランスを理解することは、人間と森林の関係を考える上でとても重要です。
LEAFは、活動を中心とした、参加型で実践的な方法で、世界中の子どもたちに森林とその価値についての環境教育を行うことを目的としています。

ミッション

LEAF では、プログラムを通じて世界中の子どもたちに森林に関する環境教育の機会を与え、その価値を広めることをミッションとしています。
プログラムは6つのステップに沿って行われるため、活動の指向が明確で取り組みやすい内容となっています。

目標

森林についての知識と森林が生み出す製品と活動の価値について、若い世代の理解を深めることがプログラムの目的です。
年齢、学年、経験に関わらず、生徒達の環境に関する理解をより成熟させるような活動を促進します。

理念

プログラムは3つの基本的な理念に則っています。

  1. 教育活動はそれぞれの教師と生徒の要求に応え、また地域のカリキュラムに適合できるものでなくてはならない。
  2. 森林が文化的、環境的、経済的、社会的に人間のために果たす全ての機能を反映させなくてはならない。森林は世界中で様々な用途に用いられています。色々な用途のバランスを理解することは、人間と森林の関係を考える上でとても重要なのです。
  3. 森林、林業、森林から作られる製品、リサイクルは永遠に続く環の中でお互いに結び付いています。リサイクル可能な材料や再生可能な原料からできる製品を供給することができる森林は、持続可能な社会の中で重要な役割を担っているのです。

LEAFのネットワーク

leaf_02LEAFは国内の学校の森林プログラムのネットワーク作りの基盤を提供します。経験を共有したり、活発な交流を結びつけることで、新しい国でプログラムを始めたり、すでに行っているプログラムを支援します。それぞれの地域の状況(例えば国内のカリキュラム、都市の環境、教師のそれまでの経験など)に併せて国内のプログラムを作り、それぞれの学校、教師、生徒へと広がっていきます。

FEE Japanのミッション

森林教育を通じた体験と知識共有のプロセスを通じ、持続可能な社会に向けて、自らかしこい選択ができる人を育むことを目的としています。
そのために日本におけるプログラムは以下のポイントを含むものでなければなりません。

  1. 文化的、生態学的、経済的および社会的に関わっている森林の役割すべてについて考えさせる
  2. 森林の文化的、生態学的、経済的および社会的役割のバランスを理解できる
  3. 子どもたちが自ら考え、主体的に関わっていく
  4. 知識を共有し合うことで、自らが他に影響を与えることのできる存在であることを認識し、また他から知識を与えられることで成長する喜びを体験できる
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